2006年8月5日東京、晴れ。
岡山から会いに来ちゃったよ、まさよっさん。
一緒に行った友達はそうまさよっさんファンの子ではなくて、シングルぐらしか聴いたことなかったらしい。
好きな曲は『One more time ,One more chance』と『全部、君だった。』
One moreは定番の曲だから心配はないけど、もうひとつのは演奏するかなぁ?どうかなぁ?なんて前日の打合せのときに話をしたりして。
とりあえず15時に新宿で待ち合わせが決まった。
当日。
1 時 間 も 遅 刻 し ま し た よ 友 達 … !!
友「新宿から八王子まで快速で45分だから間に合うわよ」
ロ「着いたらタクシーで行こう、徒歩15分もかかるから」
八王子駅に到着。
八 王 子 祭 り で タ ク シ ー 長 蛇 の 列 … !!
ロ「……歩こう!」
この時点で17時40分。
意外と同じような人は多かったらしく、角を曲る度に人がどんどん増えて、会館前に着く頃にはゾロゾロとまさよしライブの団体様御到着みたいになってた(笑)
私は汗ビショビショでクセ毛も爆発。
ライブ後は覚悟してた、でもまだ入場すらしてないんですけどー…?
GOODSは先行販売があったせいか空いていて、とりあえずパンフのみを購入して席に向かった。
(だってアナウンスが…、アナウンスが…!)
(「そろそろ開演ですのでお席に」って脅すんだもの…!!)
こんなに焦る予定じゃなかったのに…爽やかな顔してしれっと席に座り、初の生まさよっさんの登場を高鳴る胸を押さえながら待つつもりだったのに…。
今まで走るように歩いてたから暑くて暑くて、肌に張りつく髪の毛が気持ち悪かったので、とりあえずパンフを丁寧に袋にしまい、茫然としてたような(笑)
来るまでに「間に合わなかったらどうしよう!」というドキドキを先に味わったせいか、高揚感が吹き飛んでいたみたい。
妙に冷静だった。
しばらくして、照明がスーッと落ちて会場に流れていた音楽が止んだ。
舞台にライトが当たって坊主頭の二人が出て来る。
あー、キタローさんとゲンタさんだ。
わぁ〜この人達も本物なんだぁ〜…(当たり前です)
私は小さな拍手で彼達を迎えた。
どこか実感がなくて、まるでTVでライブ映像を観ているみたいだったから。
そして歓声の色が一段と黄色くなったとき、
水色のTシャツを着た男性が出て来た。
まさよっさん、だ。
ブルースハープをカッコ良く吹き鳴らす。
会場のお客さんに始まりの合図を告げるみたいに。
そして『NAVEL』でスタート。
それでもなんか実感なかったなー。
MAX通り越しちゃってたのかも。
興奮して「ウギャー!まさよっさぁーん!!」って騒ぐかと思ってたけど、自分にビックリ(笑)いい子して聴いてました。
(ノリノリの曲の時は周りに合わせて手とか振ったけどね!)
(初参加の勉強会)
(『Fat mama』の「愛すべきひぃ〜とぉ〜♪」の振りがどうしても合わない!)
(エッ…わたしリズム音痴?)
『ADDRESS』ではグッと込み上げてしまってちょっと涙ぐんでしまった。
『ビー玉望遠鏡』の間で『低気圧ボーイ』の歌詞が入ったとき、ちょっと嬉しかったな。
(友達の好きな『全部、君だった。』は一曲歌われてた…)
(なんでなんでー?私の方がファンなのにー!)
『メヌエット』や『十六夜』は「お酒飲みながら聴きたいね」なんて友達と話したり。
ま、唯一騒いだと言えばサプライズのときかなっ。
「やだーっ!」って叫びながら立ち上がりましたからね!(笑)
セットリストは他の方がきっとされてると思うのでそちらを。
総評、思ったより冷静に『山崎まさよし』の音楽を楽しめて良かった。
(こう書けるまでには一週間かかりましたけど…)
(傷もだいぶ癒え…)
私が今回たまたま初参加なだけで、まさよっさんは10年こうして演奏してきたんだよね。
来てくれたお客さん全てに、最高のパフォーマンスを。
最後の最後に「ありがとうございました、山崎まさよしでした」って深々礼をするのも、きっとデビュー当時から変わってないんだろうな。
その姿にいつまでも惜しみない拍手を。
これからもずっと。